修理・保全のメンタルと心構え!

工場トピック

こんにちは技術者けんです。今回は機械の修理、保全屋としての心持ちやメンタル面と心構えについての記事です。
今回最後まで読んでいただけると間違いなくメンタルが強くなりま

スポンサーリンク

メンタル的にキツい場面

技術者をやっていて修理や保全の仕事をしているとメンタル的に厳しい場合プレッシャーのかかる場合があります。どのような場面があるのか見ていきましょう。

突発保全

1番キツい場面はやはり「突発保全」をしている時でしょう。生産ラインが停止しており、いつ直るんだというプレッシャーを感じながら実作業を行わなければなりません。

具体例①

「おーいいつ直る?」

先の見えないトラブル対応中に圧をかけてくる人がいます。

具体例②

「今日中に生産して出荷しなきゃいけないんだけど!今トラックも来て待ってもらってるんだけど!」

なんで在庫ゼロの状態で生産してるんだこの現場は…少しは余裕持っとけよ…

具体例③

製造A「トラブルで生産停止してるから早く直して!」

現場B「トラブルで生産停止してるから直しに来て!」

被るのはしょうがない…優先順位はどちらだろう。目の前のプレッシャーと見えないところからのプレッシャー。どちらのトラブル対応を優先するか考えながら最速で対応しないと…

慢性トラブル

突発的な超特急ではないけど、直さなければいけないプレッシャーがジワジワとのしかかるのが慢性トラブルです。

例えば生産途中で1日に1回だけ原因不明のエラーが発生するような事例です。エラーは発生するもののリセットすると復帰出来たりします。

これは突発トラブルと異なり、現象を掴むのが難しく完全に直るまで時間がかかることが多いです。

その際もプレッシャーをかけられることがよくあります。

具体例①

「いつになったら直る?」

むしろほぼ完全に動いている機械のため原因追求が難しい…

具体例②

「早くスッキリさせて欲しい、不安のない状態で生産したい。」

そんなもんこっちが思ってますよ…

トラブルに対する心構え

生産設備や機械のトラブルで技術者の私たちが呼ばれているということは、他の人では直せないため呼ばれています。

つまり、修理やトラブル対応で呼ばれた私は「俺じゃなきゃ直せないんだ!」という気持ちを持って臨むことが大事です。誰にでも出来ることじゃないから、「自分がやらなくては!」と気持ちを奮い立たせることで見たことや聞いたこともないトラブルにも向かっていけます

もう一つ格言のような言葉を紹介します。
これは以前私の上司が私に言い放った言葉です。「人間が作った機械なんだから人間が直せる!」聞いた時は暴論だよと思いましたが、この名言はトラブルの原因が分からず修理が長期戦になってしまった時に勇気をくれる言葉です。原因も分からず、様々な手を尽くしても不具合が直せない時に諦めたくなることもあります。しかし人間が作った機械なんだから人間が直せるそう言われてしまったら直せる気がしてきます。修理や保全に従事するみなさんには是非とも覚えておいて欲しい言葉です。

トラブルを解決するために

ここまで心構えを紹介してきましたが、心構えやメンタルだけでは修理や保全が出来るわけがありません
必要なのは知識経験発想力です。どんなにメンタル面が充実していても全く知識がなくては戦えません。そのためには日頃から自分の引き出しを増やす努力を怠らないことがとても大事です。

知識を増やそう

知識を増やすのはどうすれば良いの?って思うかも知れません。少しだけヒントをお教えします。

1番大事なことは何にでも興味を持つことです。コレはどういう仕組みだろう?コレはどうやって動いているんだろう?と気になることが大事です。

私の場合はシリンダや電磁弁、サーボモーターやステッピングモーターなどなど、不良で交換した部品をただ捨てるのではなく分解してみることがあります。分解してみてなるほどと思うことで知識が増えていきます。例えばサーボモーターを捨てる前に分解することでベアリングがどうやって入っているか理解が出来て次に軸がロックした時にベアリング交換が出来る様になるかも知れません。

電気系の話では電気図面やラダー図を見ることも知識を増やすことに繋がり、その機械に強くなることが出来ます。例えば電気図面を眺めるだけではなく、もしココの信号が来なかった場合には次はどこの動作がしなくなるかな?など考えながら見ると勉強になります。

他に知識を増やす方法としては自分で調べることも大事です。少し気になったことをネットで軽く調べるだけでも知識は増えていきます。人に聞くより自分で調べる方が時間はかかりますが、より自分の記憶に定着しやすいです。
興味を持つこと+なるほどをセットで繰り返していけばどんどん知識は増えていきます。

経験を増やそう

知識が付いてくる頃には経験も増えてきます。経験とは実際に自分の頭を使った分だけ経験になります。同じような修理を同じようにしていても経験値は増えません。

以前は上手くいったから同じ方法でやろうというのは思考が停止しかかっています。以前は上手くいったけど、今回は若干現象が違うから別の方法も検討してみようと頭を使いながら数をこなしていくことで経験値が増えて様々なトラブルや修理にも対応出来るようになっていきます。

発想力を増やそう

知識や経験があれば後は自分の頭の中の引き出しを使って色々なことが出来るようになります。そこで重要なのが発想力です。例えばトラブルや改善を行なっている時でも、電気的な不具合を機械的に解決したり、機械的な不具合を電気的に解決したり出来るようになります。

自分の頭の中の引き出しと実際の現象と合ったことを行うことでよりベストな仕事が出来るようになっていきます。

それが結局保全や修理の仕事をする人にとって1番重要な「なんとかする力」に繋がっていきます。

まとめ

修理や保全のあるあるや精神的にキツい部分をご紹介してきました。メンタル的にキツくても私は機械が正常に動いた時には自分にしか出来ない仕事をやってやったぜ嬉しく誇らしく勝手に思うようにしています。それがやりがいと言うものなのかもしれませんね。

精神的に厳しくても日々のなるほどという知識の向上も楽しいです。ここまで読んでくれたあなたも、興味を持ちなるほどと思いながら一緒に技術力を上げていきましょう

タイトルとURLをコピーしました