賞味期限はどうやって印字されるの?印字方法や仕組み!インクジェットプリンターによる印字

工場トピック

みなさんこんにちは、技術者けんです。今回は賞味期限や消費期限の印字の方法やその仕組みについて解説します。みなさん毎日ご飯を食べますよね?スーパーやコンビニで食料品買いますよね?お店では賞味期限を見てから買うことが多いと思います。その時見る賞味期限、どうやって印字されているか考えた事がありますか?賞味期限や製造番号をどうやって印字しているか、是非最後まで読んでみてください。

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印字の2つの方式とスタンパー

賞味期限なとの印字は方法が大きく分けて2つあります。まず1つ目はインクジェットプリンター2つ目はサーマルプリンターです。今回はインクジェットプリンターについて詳しく解説します。

スタンパー

大きく分けて2つと言いましたが過去には他の方法もありました。スタンパーなどと呼ばれているものです。現在ではあまり見かけません。十数年前までは現役でよく使われていたようです。スタンパーは名前の通り消しゴムハンコのように数字などを組み合わせて使用し、インクをつけてスタンプすることで印字されるものです。

インクジェットプリンターの仕組み

早速ですが、インクジェットプリンターの仕組みについて説明していきたいと思います。

インクジェットプリンターは名前の通り、「インクを噴き出して印字する」タイプの印字機になります。

インクジェットプリンターの原理

どういうことか原理を説明すると、非常に小さなインクの粒を熱や圧力や電気で方向を変えながら縦方向に自由に連続的に噴射することで印字します

連続的にインクを制御しながら噴射することで縦方向の好きな位置にドットを描くことが出来ます。原理を雰囲気で考えると、高速で縦方向にドット絵を描いているようなイメージが分かりやすいと思います。

実際に印字される仕組み

上記の原理はインクジェットプリンターのインクを噴射する「ヘッド」部分の説明でした。

インクジェットプリンターが実際に文字や数字を印字するためには…

印字をされる側インクジェットプリンターのヘッドかのどちらかが横方向に直線運動をしないと印字を打つことが出来ません。

直線運動しているワークに印字する場合はインクジェットプリンターのヘッドは固定します。例えば、コンベア上を流れる缶飲料に印字する場合などはインクジェットプリンターは固定して缶が移動します。

静止しているワークに印字する場合はインクジェットのヘッド部分を動かす必要があります。例えば台紙やフィルムにまとめていくつか印字しておき、その後台紙をカットして分ける場合などです。

このようにインクの粒を高速で方向を変化させながらワークの移動を重ねることで実際に文字を印字することが可能になります。

インクジェットプリンターの種類

他のインクジェットプリンターのタイプではインクを噴射する箇所が多数あり、縦方向に幅広い印字を出来るタイプなどがあります。

メーカーによって様々なタイプがラインナップされているので用途によって最適なタイプのインクジェットプリンターで印字がされています。

インクジェットプリンターの強み

インクジェットプリンターの強みはなんと言ってもどこにでも印字することが出来ることです。というのもインクの粒を飛ばして印字を行うため、必ずしも印字される側が平らな面である必要はありません

感の良いみなさんならお分かりかも知れませんが、缶ビールや缶コーヒーに印字されているものはほとんど平らな面がありません。またパック飲料などの上部など多少の凹凸がある部分にも印字を行うことが出来ます

つまり汎用性が高く、印字するものを選ばないというのはインクジェットプリンターの大きな強みです。

また他の強みとしてはインクジェットプリンターは即座に印字する内容を変更することが可能です。

例えば食品には賞味期限が印字されていますが、食品メーカー各社は賞味期限と同時にロット記号も印字しています。

ロット記号とはメーカー各社のみ分かる暗号のようなもので、多くは英数字を織り交ぜた内容が印字されています。メーカーがその製品をいつどこで製造したものか分かるようになっています。

インクジェットプリンターは印字の内容を自動で変更しながら印字することが可能なため、例えば毎分ごとに違う記号や数字を印字することが可能になります。それにより製品を何日の何時何分に製造したものかメーカーが追跡することが出来ます

メーカーはクレームや不良品が出てしまった場合にいつどこでどのように生産したものか分かることで改善や再発防止策を実施します。

インクジェットプリンターのメリットデメリットのまとめ

メリットをまとめて、デメリットも少しだけ挙げておきます。

メリット
  • 印字されるものを選ばない
  • 印字内容を即座に変更出来る
  • インクの補充でほぼメンテフリー
デメリット
  • インクジェットプリンターの噴射する部分が詰まることがある
  • インクとインクの汚れを落とす洗浄液でランニングコストがかかる
  • 見た目がドット絵のため綺麗な文字には見えない。

使用されている物

インクジェットプリンターは様々な製品に使用されています。主な例から珍しい例までいくつか挙げておきます。

  • コーヒー、ビール、飲料の缶の賞味期限
  • 食パンやお米など
  • おもちゃの外箱など
  • 木材の産地の記載など

他にもたくさんあります。私も知らないところでたくさん使用されていますので是非探してみて下さい。

まとめ

インクジェットプリンターを用いた印字の方法がご理解いただけましたか?食料品や日用品、他にも様々なところに印字がされています。「あっ!こんなところにも印字されてる!」というのも見つかれば普段の買い物がより面白く感じられるかもしれません。印字がされていればインクが粒で飛ばされていることを思い出して仕組みを考えながらニヤニヤしてみてください。

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