今回は仕事や機械の修理で主に使用するメジャーな工具をご紹介!一家に一台あってもいい工具達です。便利な工具達ですので是非集めてくださいね!
プラスドライバー
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/70f483ed73a3e5c4ad99ab949cf73da1_s.jpg)
名前を読んでの通りの頭がプラスになっているネジやボルトを回すための工具です。プラスドライバーにも種類があり、先端の大きさによってプラス1からプラス3まであります。
よくある汎用性のネジではプラス2が多くて、少し小さいネジではプラス1もよく使われます。プラスドライバーを持っていないならプラスの2を買うことをまずオススメします。
プラスドライバーは持ち手の形状や素材も様々で自分の手に馴染むものがベストです。樹脂のものや少し柔らかく力の入れやすいものもあります。
回らないかたいネジのためのインパクトドライバーというものもあります。ドライバーを叩くと同時に少し回転するため緩まないネジを緩めるために便利なドライバーです。
プラス1より小さいネジは精密プラスドライバーというものもあります。精密プラスドライバーは腕時計や電子機器、おもちゃ等の小さいネジに使用します。
プラスドライバーにはラチェット機構付きの物もあり、早回しをして作業性を上げることも出来ます。ラチェットとは回転方向が一定で、逆方向に回すと空回りするためネジを回して工具を元の位置に回しての繰り返しで早回しが可能な仕組みのことです。
マイナスドライバー
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/3369D659-D005-473A-83C8-B81C185C60D4.jpeg)
マイナスドライバーも読んでの通り頭の形状がマイナスのタイプのネジを回すための工具です。
近年ではマイナスのネジの使用自体が減っているため出番が減りがちです。流行り廃りがあるためしょうがないのですが少しお気の毒ですね…。
マイナスドライバーにも小さいタイプの精密マイナスドライバーがあります。精密マイナスドライバーは出番が多いです。ちょっとした隙間に差し込んだり、細かいところの掃除にも使えたりします。汎用的なセンサーの感度調節にも使用します。
六角レンチ
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/cfd30c54069a8f6da17f72c7364f4a4a_s.jpg)
六角レンチはキャップスクリューのネジ用で、六角形の棒がL字に90°曲がった工具です。キャップスクリューとはネジの頭に六角形の穴が空いているタイプのネジです。キャップスクリューは工場などの事業所や生産設備の機械などに多く用いられています。
六角レンチにも種類があり、柄の長いロングのタイプが便利です。基本的には短い方をネジの穴に差し込んで使用しますが、長い方の先端を使用すると早回しが出来て作業性が上がります。長い方の先端が丸くなっていてある程度の角度で回せる物をボールポイント部分と言います。
スパナ類
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/cf15de290da87291fcc2a9d62fd974d9_s.jpg)
スパナは六角ボルトを回すために必須の工具です。六角形の頭に引っかけて使用します。スパナの両側が先端開きの形状で違うサイズになっているものや、両側が同じサイズのネジ用で片方が円形で片方が先端開きの形状のコンビネーションスパナもあります。
スパナにも多くの種類があり、オススメはラチェット機構付きスパナです。ラチェット機構付きスパナを使用すると作業性がグンと上がります。同じサイズのネジをたくさん回す必要がある時には是非使用したい工具です。
モンキーレンチ
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/1f2e176ccc3dbcef54c462ed9b2822ec_s.jpg)
モンキーレンチは口の開き具合を変えられて色んな大きさのネジを回せる工具です。モンキーレンチ1つあれば大体の六角ボルトを回せるため絶対に持っておきたい工具の1つです。四角いものや六角形のもの、薄い板を挟んで持ったりと便利です。変形した板を曲げたり使いどころがたくさんあります。
弱点はモンキーレンチ自体が大きいので、小さいボルトやナットを回す際には作業性が落ちます。モンキーレンチも小型の物から大きい物や、先端が薄型になっているタイプなど様々な種類があります。
ニッパー
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/323E63F1-422B-461F-827D-2F8C54165B34.jpeg)
ニッパーは主に切るための工具です。配線を切ったり、細いワイヤーを切ったり出来ます。ニッパーの根元に配線の被覆を剥くための穴があるタイプもあり、電気工事にも使用出来ます。使用出来ますが電気工事士の試験で使うと減点になるなど本来はやっぱり切るための工具です。
ラジペン(ラジオペンチ)
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/c3221704b2fc019e8f0bd6854adad3b7_s.jpg)
ラジペンはちょっとした小物を掴んだり、挟んだりする工具です。素手で触るには熱い物をちょっと持ったり、小さい部品を持ったりする時に便利です。根元には刃が付いてるタイプが多く、配線を切ったりも出来ます。あれば便利ですが最悪なくてもどうにかなる工具な気がします。
ウォータープライヤー
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/FDAC7DB5-B54B-4DF6-8F05-8A80AC9D9F3D.jpeg)
ウォータープライヤーは筒状や棒状の物を挟んで回すための工具です。小さな径から大きな径まで口の開き具合を段階的に変えられるため配管を締めたりするのに用いられます。ただし手で挟んで使用するためトルクがないのが弱点です。
パイレン(パイプレンチ)
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/d08b5e10cace869a154b0d3c3b94dcc6_s-2.jpg)
通称パイレンは配管工事などで必須の筒や棒を回すための工具です。ウォータープライヤーと比べて回したい物にがっつりトルクを加えることが出来るため配管工事の増し締めなどに必須です。弱点は力が強いため薄いパイプなど薄い円筒の物はヘコんだり変形する恐れがあります(力が強いのは長所でもあるんですけどね)。
ハンマー
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/b80ec66922b756d0149964a23aaa1c49_s.jpg)
言わずと知れた叩くための工具です。先端がクギが抜けるようになっているタイプや、片側が金属で片方がゴムになっているタイプがあります。何かと叩く時に使用しますが、叩かれる側を傷つけたり変形させたくない場合にはやはりゴム付きのタイプの方が便利です。
シャコ万(万力・C型クランプ)
![](https://gijutusha.xsrv.jp/wp-content/uploads/2019/12/759bc0c1c34370c79147ba267f4c7b9e_s-1.jpg)
シャコ万は物を強い力で挟んだり机に固定する時に使う工具です。ボール盤で板の穴開けをしたり溶接する時に部材を固定したり重宝します。重い物で持ち手がない時に持ち手の代わりにすることも出来ます。アイデア次第で使い道がたくさんあるので持っていると便利なアイテムです。
いかがでしたでしょうか?メジャーな工具でも知らない物はありましたか?お財布が許せば色々な種類を集めたいものですね!