ネジの種類!プラスネジ・六角ボルト・キャップスクリュー!

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さて今回はネジの種類について説明していきたいと思います!

ネジと言っても種類は数え切れないほど存在します。

今回は工場や設備の装置などに用いられている工業的なネジをまとめたいと思います。

(DIYとかで木を留めるネジはビスと言います。)

主に工場などで使用されるネジは以下の3種類!

  • プラスネジ
  • 六角ボルト
  • キャップスクリュー
左からプラスネジ2個・六角ボルト・キャップスクリュー

どのようなネジなのか順に説明していきますね〜。

と、その前に!

ネジの基礎知識を少しだけ!

ネジは基本的には物と物を接続するために使用しますが、その種類というのは、軸(ネジ山という)と頭(締めたり緩めたりする部分)の組み合わせで無数に存在します。

軸を選ぶ基準は太さと長さだけです!強い力が必要な所には太いネジを使い、厚いもの同士を繋げる時には長いネジを使います。

ネジの頭から下の軸のことを「首下○○mm」と呼びます。

また軸全てに山がある全ネジタイプとネジの山と棒の部分があるタイプがあります。

ネジの頭は取り付ける場所や接続したい物によって様々です。

その頭の種類がたくさん存在するので一般的なネジをまとめておきましょう!

プラスネジ

  • 最も一般的
  • 頭の形状が+のかたち
  • 工具の数が少なくて済む(プラスドライバー)
  • 強いトルク(力)で締めにくい

プラスネジの頭にも種類があります!

・ナベネジ

・皿ネジ

・トラスネジ

使い分け方

ナベネジは機械のカバーなどの軽く留めておけば良いもので最も汎用的と言えます。

皿ネジは締めれば必ず同じ位置に留まるため位置を決めたいものによく用いられます。

トラスネジはナベネジよりも頭の径が大きいため貫通穴が大きい融通が効くものによく使われます。またカバーなどの取り付けにも用いられ、見た目が良いのも特徴の一つです。

プラスネジは軸方向に7の力で、回す回転方向に3の力くらいの配分で力を入れて回すとネジの頭のプラス部分を痛めにくいです!

六角ボルト

  • 頭の形状が六角形
  • ネジの大きさに応じた工具が必要

六角ボルトはプラスネジよりも強く締め付けることが出来るので、振動が大きい機械や設備、ネジが緩んでは困る場所に使用されます。六角ボルトを回すにはスパナが必要ですが、ラチェット機構(早回し)付きスパナなど作業性を求めるものや、必要以上の力で締めすぎないようにするためのトルクレンチなどがあります。自分に合った工具を探したり使ってみたりするのは楽しいですよね。

六角ボルトは一般的な六角形や、ツバ付きのワッシャーがいらないタイプなどがあり、六角ボルトとプラスドライバーでも回せるタイプもあります。

キャップスクリュー

  • 頭の形状が丸くその中に六角形の穴が空いている
  • ネジの大きさに応じた工具が必要
  • 狭い場所や奥まった場所にも取り付け可能
  • 六角穴に水やゴミが溜まることがある

キャップスクリューは六角ボルトと同じくプラスネジよりも強い力で締めることが出来ます。

キャップスクリューを回すためには六角レンチが必要です。六角レンチでは早回しや増し締めなど、便利で作業性が良いのでネジの種類を選ぶ時にキャップスクリューが選ばれることが多いです。ちなみに私もキャップスクリューを好んで使います!

キャップスクリューはネジを軸方向の上から回転させるためスパナが使いづらい場所や狭い場所に用いられます。

強いて欠点をあげるならば、穴の部分にゴミや汚れなどが溜まることがあります。食品や薬品工場では衛生面でも気を使うため汚れが溜まりやすい場所での使用は注意が必要です!

また角ばっていないので見た目も良く洗練された機械や設備の外観になります。

まとめ

ネジの種類の概要が分かっていただけましたでしょうか?

色々な種類を興味を持って見ているとまだまだ発見があるかもしれませんね!

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