【初心者向け】リレーの基本!オムロン MY2Nを解説!

電気

こんにちは!今回はオムロンのリレーMY2Nについて話してみたいと思います。機械や装置を制御する基本中の基本の部品ですので、おさらいする気持ちで読んでみて下さい。

スポンサーリンク

リレーの役割

リレーは小学校の運動会でやったようなバトンリレーのような感じで次から次へとバトンを繋いでいくイメージの部品です。電気部品のリレーは次から次へと電気信号を伝えていく部品です。リレーを使用することで機械は決められた順序で次々に動作して運転していくことが出来ます。

リレーの原理

リレーはコイル接点部から構成されています。コイルに電気を流してコイルが磁化することによって薄い板を磁力で引っ張り接点が切り替わります。リレーに電気を流して接点が切り替わっている状態をリレーがONしている状態と言います。

接点の種類

電気回路にはa接点b接点があります。

a接点はリレーがONした時に繋がる経路で、OFFになると経路が切れます。

b接点はリレーがONの状態で経路が繋がらない経路で、OFFの状態で経路が繋がります。

またa接点をNO(ノーマルオープン)、b接点をNC(ノーマルクローズ)と呼ぶこともあります。

リレーの配線図と番号

リレーの番号

今回はDC24Vでコイルを動かすリレーで説明したいと思います。オムロンの型式でいうとMY2Nです。

リレーの上部には接続すべき配線図が記載されています小さすぎて見にくいので老眼鏡が必要な方もいらっしゃるかもしれません…

オムロンさんのリレーMY2NのDC24Vでは接点が2経路あります。

図の見方を説明しましょう。1つ目の経路が接点番号でいうと1・5・9です。2つ目の経路が4・8・12です。

例えば1と9の接点はb接点でNCのためリレーがONするまで繋がっています。5と9の接点はa接点で、リレーがONすると繋がりOFFすると切れる接点です。

1314はコイルを動作させてリレーをONするための電源を接続する番号です。14番に24Vのプラスを接続して13番に24Vのマイナス(0V)を接続するとリレーがONします。

ソケットの番号

リレーはそのままでは使用出来ないのでリレーを挿し込んで使用するリレーソケットと必ずセットで使用します。リレーソケットは端子台が付いていて実際にケーブルや信号線を接続する部分になります。若干番号の配置が分かりにくいですね。

端子台には番号が書いてありますが、実際に使用されている場所では暗くて見えなかったりします。一度覚えてしまうと後々ラクになるでしょう。

・リレーの主な使い方

リレーは最初にも言った通り、電気信号をバトンパスするイメージで使用されます。

例えば、まずセンサーが入りリレーがONするとします。リレーがONすると電磁弁が作動してシリンダが動きます。シリンダが作動して動きを確認しシリンダセンサーがONします。シリンダセンサーがONするとまた別のリレーをONさせることが出来ます。


そのように順番に電気のやり取りを行えるので”リレー”という名前になっています。順番に動作していくのでリレーをいくつか使用する時はリレー①リレー②と名前を付けて区別すると分かりやすいでしょう。

他にもリレーを用いる例を考えましょう。

例えば熱帯魚を飼っている水槽があるとして、水温を測る温度センサーを用いて、水温が下がった時にセンサーがONすれば、リレーがONしてヒーターの電源を入れて水槽を温める。そんなことも出来るようになります。立派な水温の制御ですね。

リレーの種類

今回はここまでDC(直流)24Vで動作するリレーの話をしてきました。しかし動作させる電圧が違うリレーもあります。例えばAC(交流)100VAC200VなどでONするタイプのリレーがあります。あまり私は見かけることはありませんがDC100Vで動作するタイプのリレーもあります。

また、接点数が多いリレーもあります。オムロン さんで言うとMY4Nとかですね。MY4Nは接点が4つあります。

先ほどリレーの番号の話をしましたが、飛び飛びの番号で分かりにくくなかったでしょうか?実は経路の数が4つのリレーでは、先ほどの1・5・94・8・12の他に2・6・103・7・11の接点があります。4経路のリレーでは1〜14まで全ての番号を使っていますが、リレーソケットの番号が少しややこしくなります。

リレーのあまり知られていないこと

リレーはONすると経路が切り替わります。その際ONしているかどうか分かりにくいのでLEDランプ付きのものがあります。表示ランプがなくても動作には全く問題ありませんが、見た目でONしているかどうか分かりやすいためオススメです。少しだけ価格が上がります。

リレーは電気を加えてコイルを磁化させてONさせますが、素早く入り切りを繰り返したりすると他の機器に影響が出ることが稀にあります。そのためサージキラー付きのリレーもあります。また少し価格は上がります。他の機器の基板などに影響を与えたりするよりかはサージキラー付きのタイプが安心でしょう。

使い方に関してはここまでDC24Vの話をしてきましたが、実はDC24Vのリレーでも接点の経路は大きい電圧を使用することも出来ます。

接点の切り替えコイルはDC24Vで、1・5・9の経路には100Vを流すことも可能です。リレーの側面に小さく数値が10A250Vと書いてあります。250Vで10Aまで使用することが出来ますね。ただし高電圧で電流も大きいとリレー内部の接点が荒れやすくなり寿命がかなり短くなりますので注意が必要です。

まとめ

電気制御の基本中の基本のリレー。電気初心者に向けて話していたつもりですが、分かりづらいところはお許しを…リレーについて復習がてら最後まで読んでくれた中級上級者のあなたにも感謝です!また僅かでも理解が深まっていただけたらとても嬉しいです!

スポンサーリンク
電気
技術者けんの技術者応援ブログ!
タイトルとURLをコピーしました