みなさんこんにちはけんです。この記事では、PDCAサイクルとはなんなの?という疑問を解決するとともにPDCAサイクルの基本をおさらいします。
PDCAって何度か聞いたことあるけど深く考えたこと無かったし一体なんなんすか?
PDCAサイクルは仕事する上で重要なことなのでじっくり読んでよく学んでね!
PDCAサイクルの基本
あなたはPDCAとは何か分かりますか?会社や研修でうっすら聞いたことはありますよね。PDCAサイクルは英単語4つの頭文字なのですが、全て挙げることは出来るでしょうか?
PDCAサイクルとは以下の4つで構成されています。
- Plan
- Do
- Check
- Action
上記の4つの頭文字を取りPDCAサイクルと呼ばれています。
なぜPDCAサイクルなのでしょうか?それはPDCAを1回実施して終わりではなく、さらにPDCAを実施し続けることでより良い結果や成果を出せるように繰り返しずっと行うからPDCAサイクルなのです。
PDCAサイクルは現状の状態をより良くするための改善や業務効率化のために行うことが多いです。その改善や効率化のイメージで説明していきます。
それでは一つずつ見ていきましょう。
Plan(計画)
PDCAサイクルの最初のPはプラン、計画です。何かを改善する場合や効率化を目指すときに計画を立てなければ始められません。
その際に5W1Hを決めて計画出来ればさらに良い結果に繋がります。
また計画の段階で明確な目標を決めるとPDCAサイクルを実施する上で大きな効果を望めます。
例えば〇〇の仕事を5%軽減したい。そのために「何故いつどこで誰が何をどのように」と5W1Hを意識しながら計画を立てます。
Do(実行)
PDCAサイクルのDはドゥです。ここでは実行の意味になります。計画を立てたら実行します。
このDoが実際に改善作業を実施しているセクションになります。
例えば〇〇の仕事を5%軽減する目標に対して計画したことを実行します。ここでは実行出来るためのスキルや実務能力が必要になってきます。
Check(評価)
CはチェックのCです。PDCAサイクルでいうと評価することになります。
ここまで計画して実行してきたことに対してどのような結果になったかの評価を行います。
例えば〇〇の仕事を5%軽減する。という目標に対して実際に改善を行ったところ4%は仕事を軽減出来たとすると、今回のPDCAサイクルでは8割ほどは当初の目標を果たせたことになります。
Action(改善)
最後のAはアクションです。ここでは改善と訳します。PDCAサイクルのPDCを行ったところで、どのような結果が出たか評価出来ます。
そこで当初の目標に対してどうすれば目標に達することが出来るか再考し、アイデアを出すセクションがPDCA最後のAになります。
例えば〇〇の仕事を5%軽減する。という目標に1%足りなかった場合、今回の改善方法が足りなかったのか、全く別の改善方法を試すか、などアイデアを出し改善に繋げます。
または5%軽減するという目標に対して10%仕事がラクになりました!という結果の場合、今回の良かった点を洗い出し、別の改善に応用するという手もあります。
以上のようにAアクション(改善)でしっかりアイデアを出すことで、再びPDCAサイクルのPでより具体的な計画を練ることが出来ます。
PDCAサイクルの注意点と重要事項
ここまでのPDCAの説明のようにずっと改善を繰り返すためPDCAサイクルと呼ばれ会社などで活用されています。
PDCAサイクルを行い成果を出したいのであれば1番重要なことは計画を立てることです。
いつまでに改善を行うか、誰が主導していくかなどしっかり決めてから行わないとあやふやなPDCAサイクルになってしまう危険があります。
ただしより良い計画を立てることに力を入れ過ぎると、計画の段階で時間がかかりPDCAサイクルを回すスピード感が落ちてしまいます。しっかりした計画は必要ですがスピード感も意識しておきましょう。
他に大事なことは評価をする点です。例えば結果が数値で表しやすいことであれば改善の結果が分かりやすいですが、数値化することが難しい場合もあります。
結果を数値化することが難しい場合別の評価基準が必要になるかもしれません。
まとめ
PDCAサイクルの基本や進め方、流れが理解出来たと思います。今回分かったことを頭に入れて意識しておくだけで、自分の仕事は今どのような状況にあるのか、次に何をすべきなのか、自分の頭をスッキリ整理させることにも繋がります。
知らないことと、知っていることは大きな違いですね。今回分かったことを意識しながらまた仕事を頑張りましょう!